

畳を一般的にイメージするとき、外観であったり手触りや香りはすべてイグサのものです。
畳表はイグサ栽培農家が収穫したイグサをゴザに織り上げるまでの全てを行う農産品です。
日本国内では、熊本県が一大産地ですが、瀬戸内沿岸部や高知県などでも作られます。
イグサはイネ科の一年草で厳冬に田植えをし、盛夏に刈り取りします。
イグサの長さは品種により変わりますが、長い草ほど高級な畳表の材料になります。
畳1畳を織り上げるために必要なイグサは約4000本から7000本程度です。
もちろん、使われる本数が多いほど、腰のあるしっかりとした上等な畳表になります。
イグサを締めるために使われる経糸の種類によっても、等級が変わります。
一般的に綿糸よりも麻糸を使用したほうが丈夫で、高級品として使われます。
畳表の織り目の数は古来茶道の作法の基準になるなど、和の文化にも深く関わります。